Jリーグで活躍するコンサドーレ札幌のチャナティップ、サンフレッチェ広島のティーラシン、ヴィッセル神戸のティーラトン。彼らの活躍によりこれからさらにタイリーグからJリーグへの移籍が増えることは間違い無いだろう。
次にJリーグ移籍を果たすのは誰なのか。
そこで、ここでは今季のタイリーグで勢いに乗る新鋭ミャンマー人選手を紹介したい。それがタイリーグ1のポリステロFCに所属するアウン・トゥだ。

現在リーグ戦で12位につけるポリステロFC。そのポリステロFCに2018シーズンより加入、背番号10を背負い力強くチームを牽引するのがこのミャンマー人スター選手だ。
アウン・トゥはここまでリーグ戦15試合で9ゴール。得点ランキングで5位につける活躍でポリステロFCファンだけでなく、タイリーグの中でも注目を集める存在となっている。
1996年生まれのアウン・トゥは現在21歳。身長168cmと小柄だがその才能は若い頃から際立っていた。2013シーズン、16歳でミャンマーナショナルリーグのヤダナボンFCでデビュー。U-16から世代別代表にも順調に選出され、2015シーズンには18歳でA代表デビュー。そして2017シーズンには20歳でミャンマーナショナルリーグの年間最優秀選手にも選出された。
2018シーズンにはASEAN枠が新たに設置されたタイリーグのポリステロFCにローンという形でヤダナボンFCより加入。プラチュアップとの開幕戦で早速ゴールを決めるとその後も大活躍、ここまでチームのエースとして絶対的な役割を担っている。
4月には彼が決めたゴールがタイリーグ月間ベストゴールにも選出されている。
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精確なテクニックと決定力。そして海外リーグ挑戦1年目ながらここまで結果を出すという強さも併せ持つアウン・トゥ。まだ21歳というのもこれからのさらなる成長を期待させる。
「Jリーグ提携国」に入っているミャンマーはタイ人選手と同じように、外国籍選手ではなく日本人選手と同じ扱いでJリーグでプレーすることが可能だ。チャナティップらのJリーグでの活躍でタイリーグへと向いたJリーグ関係者の視線を集めるのは、この若きミャンマー人選手かもしれない。