2018シーズンのミャンマーサッカーは9月30日に行われたカップ戦 General Aung San Shield 2018 決勝、ヤンゴンユナイテッド対ハンサワディユナイテッドの試合をもって終了した。
この試合でハンサワディユナイテッドを2-1で破ったヤンゴンユナイテッドは、1月17日に決勝戦が行われたMFF Charity Cup 2018、国内リーグであるミャンマーナショナルリーグ2018に続き3つ目のタイトルを獲得。ミャンマーサッカー史上初の国内3冠を達成した。
ヤンゴンユナイテッドの国内リーグ優勝は2015年以来。
そして今シーズンのヤンゴンユナイテッドは国内だけではなくアジアの舞台でも躍進を見せた。各国の王者が集うAFCカップではグループリーグを突破し決勝トーナメント進出。準決勝で昨シーズン王者のセレス・ネグロスFC(フィリピン)に惜しくも敗れはしたものの、前評判を覆す大躍進を見せた。
このヤンゴンユナイテッドの躍進を支えたのが今シーズンよりインドネシアのペルセラ・ラモンガンから加入した内田昴輔(大分トリニータ、FC琉球 など)だった。
中盤の守備的なポジションで正確な技術と激しいディフェンスを武器にチームの中心選手として活躍。リーグ戦22試合では守備的なポジションながら4得点をあげるなどシーズンを通して攻守に貢献した。
内田は大学を卒業後に大分トリニータに加入、2012年にはFC琉球。2013年からはモンテネグロ、オーストリア、ラオス、バーレーン、ラオス、インドネシア、ミャンマーと世界中を渡り歩いてきた選手だ。
2019シーズンにはまた新たな地へ活躍の場を移すのか。それともヤンゴンユナイテッドに留まるのか。ミャンマーサッカーの今後、そして内田昴輔という流浪の海外組にも今後さらに注目だ。
No Comment