【タイリーグ2】日本人対決!カスタムズUTD vs シーサケットFC


タイリーグ2 (T2) 第4節

MOFカスタムズ・ユナイテッド vs シーサケットFC

2019/3/3 19:00 @カスタムズスタジアム ラカバン(สนามศุลกากรลาดกระบัง)

T2第4節の注目カード。MOFカスタムズ・ユナイテッドとシーサケットFCの一戦。カスタムズにはJ2の京都サンガから加入した大久保剛志とT3チャチュンサオFCから加入した寄特 直人、シーサケットにはT2トラートFCをT1昇格に導いた片野寛理が所属している。

会場はカスタムズのホーム สนามศุลกากรลาดกระบัง 。タイ語で書くとカスタムズスタジアム ラカバンなので、カスタムズスタジアムと呼ぶことにしよう。

場所はスワンナプーム国際空港のすぐ近くだ。行き方はソンテウなどでも行けるらしいが乗り方がよく分からない。スワンナプーム空港とバンコク中心を結ぶ鉄道、エアポートリンクのラカバン駅からタクシーに乗るのが1番良いだろう。

สนามศุลกากรลาดกระบังとタイ語で言ったところで通じないことが多いので ลาดกระบัง 54(ラカバン54)と伝える。これはスタジアムがある通りの名前で、この通りに入って1~2kmくらい進むと左手にスタジアムが見えてくる。

このスタジアムは今シーズンオフにスタンドの増設工事をしたため、収容人数もかなり増えて綺麗になっている。こじんまりとしているが良い感じのサッカー専用スタジアムだ。

しかし、この日は完全にシーサケットホームのような雰囲気だった。スタジアム周辺はシーサケットのシャツを着たサポーターばかり、増設されたばかりのバックスタンドはシーサケットサポーターで満席だった。

試合開始

前半開始早々からシーサケットはガンガン攻めてくる。前線の3人を外国人選手で固め、とにかくその3人がゴリゴリと攻め込む。後ろは片野が跳ね返し、ディフェンスラインに安定感がある。

前半15分、シーサケットの29番Willen Motaがスルーパスに抜け出し先制。Motaはサウジアラビアリーグから移籍して来たブラジル人。2016シーズンにはソンクラー・ユナイテッド、2017シーズンにはプラチュアップとタイでの経験も持っている。

ブラジル人FW Willen Mota

10番のDominic Adiyiaは身体能力だけではない選手だなというのはすぐに分かった。調べると彼は出場こそないがACミランに在籍していた経歴もあり、レンタル先のセルビアのパルチザンではリーグ制覇も経験している。2009年のFIFA U-20W杯では優勝、ガーナA代表にも選出されている。

アメイジングタイランド。

シーサケットFCのガーナ人FW Dominic Adiyia

シーサケットは前線の外人3枚だけではなく両サイドのタイ人選手の活躍も光った。

9番Siwarut Pholhirun

この選手は左サイドから裏のスペースも絶え間なく狙い、ボールを持てば自分の形で自信を持ってガンガン仕掛ける。元オランダ代表のマルク・オーフェルマウスのようなプレースタイルだ。

カスタムズは大久保剛志がボランチのポジションでの出場だった。ストライカーの大久保にボランチをさせるのはかわいそうだが、監督としても仕方のない選択だったのだろう。この日のカスタムズの外国人は大久保を含め2人だけの出場だった。

ボランチのポジションで奮闘する大久保剛志

 

カスタムズ・ユナイテッドのカメルーン人MF Isaac Mbengan

もう1人の外国人Isaac Mbenganはサイドから攻撃を牽引した。ドリブルでの前への推進力は相手の脅威となっていた。

寄特直人の出場はなし。ベンチにも入っていなかったのは残念。

カスタムズ左サイドの13番Patiphan Pinsermsootsriのアグレッシブな仕掛けも光っていた。

162cmと小柄だが、強気な姿勢とガンガン仕掛けていく勢いが素晴らしかった。チョンブリFCからのレンタル移籍だという彼はまだ22歳。これからの成長が気になる選手だ。

シーサケットFCの片野寛理

片野は安定のプレー。常にチームメイトに声をかけている様子が印象的だった。空中戦での競り合いでも相手を完封していた。

後半、85分には右に流れたPatiphan Pinsermsootsriのクロスに28番が渾身のオーバーヘッド。これはGKに惜しくも弾かれるが、これを途中出場の9番が押し込みカスタムズ同点。

一気にスタジアムはカスタムズの追い上げムードが流れるが、その4分後、シーサケットがFKから追加点。試合は1-2でアウェイのシーサケットの勝利で終わった。

試合後に歓喜するシーサケットサポーターと選手達。それを見つめる大久保

いかにもタイリーグという感じの試合だった。シーサケットも特別なことは何もない。全線のパワフルな外国人3枚に攻撃を託し、センターバックに競り合いに強いDFを置く。しかし、特別なことをしているわけではないので戦術的な迷いもない。チームが大きく崩れることはないだろう。

タイリーグ2部では固い戦い方だなという印象。今シーズンの昇格候補だ。

カスタムズは純粋に一人一人の能力が少しずつシーサケットより劣っていた、それなのに相手の土俵で打ち合ってしまったなという印象。特に前線に収まる選手がいないのは痛かった。

セルビア人ストライカーのUros Stojanov復帰し、大久保も本来のポジションでプレーできれば。。ここからの巻き返しに期待したい。

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