AFCカップ2019グループステージの第2戦 PSM マカサール VS ラオトヨタFCの試合が3月13日、インドネシアのPAKANSARI STADIUMで行われた。この試合にはラオトヨタFCから本間和生と大谷壮馬の2人の日本人選手、そして監督として福田潤が出場した。
2016シーズン以来となるラオトヨタFCのAFCカップ本戦出場。グループステージ1回戦、ホームで行われたPSMマカサール(2018 インドネシアリーグ2位)戦では強豪相手に1-1のドローという結果だったが、キャプテンとして出場した本間は試合後
「相手は強いチームでしたがホームでしたし、勝たないといけない試合だったと思います。自分が前半の決定機で決めていれば勝てたと思いますが、切り替えないといけません。」
と、決定機を逃したことを悔やんだ。

そしてその悔しさを晴らすべくアウェイの地に乗り込んだラオトヨタFCだったが、ホームの声援を受け勢いに乗るPSMマカサールに攻め込まれ続け7-3の大敗を喫してしまった。
しかし、前半13分に本間があげた同点ゴール、後半ロスタイムにあげた2つ目のゴールはいずれも素晴らしいものだった。
14′ GOAL! Lao Toyota equalize! 1-1!
Two goals in two minutes at either end of the pitch. This time Kazuo Homma puts the ball into the net after wrestling his way past two defenders. Both the skippers on the scoresheet now. #PSMvLAO #AFCCup2019 pic.twitter.com/fj3ikVO9Sp
— FOX Sports LIVE! (@FSAsiaLive) 2019年3月13日
90′ GOAL! Lao Toyota score! 7-3!
Ten goals scored in this match now as Lao Toyota convert on the breakaway. Kazuo Homma getting the consolation goal. #PSMvLAO #AFCCup2019 pic.twitter.com/b4ZwrRZCY1
— FOX Sports LIVE! (@FSAsiaLive) 2019年3月13日
パスを引き出す為のボールがないところでの動き出し、コントロール、パワー、重心の低いドリブルと深い切り返し、そしてシュート。どれをとっても素晴らしいゴールだった。
彼が38歳にしてゴールを取り続けられる理由はわからない。しかしゴールを取り続けるからチームに必要とされ続け試合にも出続けている。この試合では敗れはしたが、AFCカップは始まったばかりだ。今シーズン、アジアの舞台でも本間のゴールをまだまだ見ることが出来るだろう。
次節 4月2日 vs ホーム・ユナイテッド(シンガポール)