4月2-3日、AFCカップ2019、グループリーグ第3戦が行われた。
AFCカップとは、AFCクラブランキング15〜28位の国・地域のリーグ戦・カップ戦の優勝チームに出場権が与えられるAFC主催の大会のことだ。AFCクラブランキングで14位以上の国のクラブはAFCチャンピオンズリーグへの出場権が与えられる。
グループA~Cは西アジア。
グループDは中央アジア。
グループEは南アジア。
グループF~Hはアセアン。
グループEは東アジア。
このように地域別にグループが分かれており、4チームずつのグループステージを戦い、上位1チームまたは2チームがノックアウトステージに進むことができる。
昨日開催された試合の中で日本人選手が出場していたのは対戦カードを紹介しよう。
ホームユナイテッド vs ラオトヨタFC
シンガポールリーグ昨年2位。AFCカップでもアセアンゾーンを勝ち抜き、インターゾーンの準決勝進出を果たしたホーム・ユナイテッドと、ラオプレミアリーグ王者のラオトヨタFCの対戦。ラオトヨタFCにはラオプレミアリーグで4度の得点王を獲得している絶対的エースの本間和生、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、タイを経てラオトヨタFCに加入した大谷壮馬、監督には福田潤氏という3人の日本人が所属している。
本間和生 先発出場
大谷壮馬 先発出場
▶︎▶︎『ラオスリーグ通算125得点。38歳のストライカー本間和生の結果を残し続けられる理由』
▶︎▶︎『高校なんかより海外で挑戦してこいよ!』と親から言われた/大谷壮馬
ハノイFC vs ヤンゴン・ユナイテッド
昨シーズンのVリーグ王者のハノイFC対ミャンマーリーグ王者のヤンゴン・ユナイテッド。ヤンゴン・ユナイテッドには昨シーズン3冠達成に貢献した内田昴輔が所属している。これまでモンテネグロ、オーストリア、ラオス、バーレーン、インドネシア、ミャンマーと渡り歩いて来た経験豊富な選手だ。
内田昴輔 先発出場
ナーガワールドvsタンピネス・ローバーズFC
カンボジア王者のナーガワールド対シンガポールリーグ4位のタンピネス・ローバースFC。タンピネスには日本人ストライカー恵龍太郎が所属している。青山学院大学から関東リーグのつくばFC。2017シーズン、つくばFCからシンガポールリーグのタンピネス・ローバーに加入している。
恵龍太郎 先発出場 1得点
PSMマカサールvsカヤFC
インドネシアリーグ2位のPSMマカサール対フィリピンリーグ2位のカヤFC。カヤFCには2011シーズンからカヤFCに所属するベテラン日本人DF大村 真也も所属。
大村真也 先発出場
▶︎▶︎大村真也が26歳で海外挑戦するまでのストーリーはこちら!
シャン・ユナイテッドvsべカメックス・ビンズオンFC
ミャンマーリーグ2位のシャン・ユナイテッド対ベトナムの強豪ビンズオンFCの対戦。ビンズオンFCは2014,2015シーズンとVリーグを連覇しているが、ここ数年は下位に甘んじている。シャン・ユナイテッドには中村礼央が所属。カンボジア、モンゴル、インドと経験し、今シーズンよりミャンマーリーグに活躍の場を移した。
中村礼央 先発出場