4月9日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第3節。パフタコール(ウズベキスタン)対アル・サッド(カタール)の試合がパフタコールのホーム、パフタコール・マルカジイスタジアムで行われた。この試合で先発出場したシャビ(元スペイン代表)はバルセロナ時代を彷彿とさせる鮮やかな2ゴールを決めてみせた。
1点目は前半開始早々の5分。右からのパスをゴール前に走りこんだシャビがダイレクトで右足を振り抜いた。大きくカーブがかかったボールはゴール右隅へと吸い込まれた。
そして同点に追いつかれて迎えた前半15分。今度はゴール右からの直接フリーキックだった。先ほどのゴールと同じように、大きく曲がる弾道のボールは美しい弧を描きゴール右隅へと突き刺ささった。
この後、パフタコールに同点弾を許し2-2で試合を終えたアル・サッド。アウェイで価値ある勝ち点1を獲得した。現在ACLのグループステージ3試合を終えて1勝1分1敗で2位となっている。
39歳を迎えたシャビだがアジアを舞台にまだまだ錆び付くことのない高い技術を披露している。アル・サッドが上位に進出すればJリーグのクラブとの対戦の可能性も出てくる。ACL観戦の楽しみがさらに増えそうだ。