【タイリーグ2 第10節】アーミー・ユナイテッド vs ネイビーFC


サッカーのタイリーグ
【タイリーグ2】アーミー・ユナイテッドvsネイビーFC

4月21日(日)タイリーグ2部第10節、アーミー・ユナイテッド対ネイビーFCの試合がアーミー・ユナイテッドのホーム、タイアーミースポーツスタジアムで行われた。タイリーグ2(2部)は18チームで行われ、2019シーズンは11人の日本人選手がプレーしている。上位3チームがタイリーグ1(1部)へ自動昇格でき、下位3チームがタイリーグ3(T3)へと自動降格となる。

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アクセス

アーミー・ユナイテッドのホームスタジアムはバンコク中心から近いパヤータイというエリアにある。ドンムアン空港へ向かう高速道路を走っていると左手にすぐスタジアムが見えるので、知っている人も多いのではないだろうか。Vibhavadi Rangsitという道が高速道路下を通っている大きな通りで、その通りを北上していくと左手に軍事基地が見えてくる。その並びにあるポートートーのガソリンスタンドを越えたあたりにスタジアムはある。公共バスで行く場合はBTSヴィクトリーモニュメント駅またはBTSモーチット駅からもバスが出ている。しかし、アソーク駅からGrabタクシーを拾っても100THBほどなので、Grabタクシーで行く方が簡単に着くことができるだろう。

タイのサッカースタジアム
アーミー・ユナイテッドのホームスタジアム

アーミー・ユナイテッド

アーミー・ユナイテッドは長い間タイリーグ1(以前はタイプレミアリーグ)を戦ってきた名門クラブだ。過去には船山祐二(鹿島、C大阪、山形、福岡)、平野甲斐(富山、C大阪)などの日本人選手も所属している。2017シーズンからはT2に所属しているが、今シーズンこそはT1復帰を狙っている。こここまで9試合で7勝1分1敗で2位。今シーズンはトレーナーとして日本人の金三津龍人氏もチームに帯同している。

タイリーグで活躍する日本人トレーナー
日本人トレーナーの金三津龍人氏

ネイビーFC

ネイビーFCは昨シーズンまでタイリーグ1に所属していた。過去には小野雄平(東京V、徳島、岡山、福島、盛岡)小島聖矢(現 奈良クラブ)ヴィトール・ジュニオール(川崎フロンターレ)なども所属していた。今シーズンは大分トリニータでも活躍したチェ・ジョンハンが所属している。ここまで9試合で2勝7敗で15位と低迷している。

試合開始

現在首位争いをするアーミー・ユナイテッドと下位争いをするネイビーFCの対戦。予想では当然アーミーが圧倒するかと思われたが、前半が始まるとどちらかというとネイビーの方が攻勢を強める。アーミーは17番のJonathan Zongoを中心に攻撃を組み立てるがゴール前での精度が低い。

ネイビーFCは前半28分、ロングボールに抜け出した9番チェ・ジョンハンがゴール前で粘って落としたボールを7番Chontawatが流し込み先制に成功。再三の攻撃が身を結んだ。このまま前半を終了。

タイでプレーする韓国人選手
攻守に奮闘した元大分トリニータのチェ ジョンハン

後半に入り48分、アーミー・ユナイテッド27番Apisornが左サイドから仕掛ける。緩急のあるドリブルと切返し、ワンツーで抜け出し、最後は落ち着いてゴールに流し込んだ。素晴らしいゴールだった。これで1-1。

その後はアーミー・ユナイテッドペースで試合は進む。77分、ゴール前のハンドで得たPKを9番Tanakornが落ち着いて決めて2−1。ついに逆転に成功した。その後も途中出場の10番Rennan Oliveiraを中心に攻撃の手を休めることのないアーミーが試合を制した。

PKでゴールを決めた選手
逆転ゴールとなるPKを決めたアーミー・ユナイテッド9番Tanakorn

総評

ネイビーは今シーズン補強した外国人は4人全てが韓国人だった。その韓国人選手達がどんなプレーをし、彼らを中心にどんなチームになっているのかに興味があった。しかしこの試合で先発したのは9番のチェ・ジョンハンと5番のKim Seong-sikだけだった。

しかしチェ・ジョンハンの働きは素晴らしかった。先制ゴールのシーンでは最前線に抜け出し、体を張ってゴールをアシスト。動き出しの鋭さ、外国人DFにも負けない身体の強さを見せた。そして中盤に下がってはゲームメイクをし、ピンチではCBの位置まで下がってピンチを防いだ。どこのポジションをやっているのかわからない状態だったかもしれないが、彼の献身的なプレーがなければ試合はもっと早い段階で決まっていただろう。

フリーキック
ペナルティーエリア内からの間接フリーキック

この試合で1番印象に残ったのは審判だった。明らかなミスジャッジが何度もあったが、中でも酷かったのは後半のアーミー・ユナイテッドの17番Jonathan Zongoがペナルティーエリアで倒されたシーンだ。裏に抜け出し、胸トラップしようとした相手に対して足を高く上げ、しかも足裏で蹴りに行くという危険なプレーだった。あれがなければJonathan Zongoはシュートまでいけたという状況のファールだったのにも関わらず、審判の判定はまさかの間接フリーキック。今までに見たことのない判定だった。

自分はタイのサッカーの発展のために改善すべきは1番に審判の質だと思っている。この試合ではあまり見られなかったが、簡単にファールがもらえるためにすぐに倒れたり痛がる、執拗な時間稼ぎをする選手の姿を見ることは日常茶飯事だ。試合を観る側としても、選手の安全のためにも、タイサッカーの発展のためにも審判にはもっと頑張ってもらいたい。

サッカーの応援席
アーミーの応援席には軍人の思われるグループの姿も

この結果でアーミー・ユナイテッドは昇格圏の2位をキープ。敗れたネイビーFCは15位。降格圏の3チームとは1ポイント差となっている。

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